Google検索の表示が急減したとき、何を確認したか|シーパラ攻略隊の実例
シーパラ攻略隊でGoogle検索の表示回数が5日間554回から4回に減少。GAOCRAFTがSearch Consoleの登録状況、URL検査、27URLの技術設定を調べた手順と判断を記録。
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Webサイトを運営していて、Google検索からのアクセスが急に減ったら、最初に何を確認すればよいのでしょうか。
GAOCRAFTが運営するシーパラ攻略隊(外部サイト)では、2026年10月にGoogle検索結果での表示回数が大きく減少しました。検索データを確認すると、5日間の表示回数は554回から4回に。何らかの変化があったことは分かっても、その数字だけで原因は分かりません。
そこで、検索データ、インデックス登録、個別URL、公開サイトの技術設定を順番に調べました。この記事では、当時の実際の確認結果と、根拠が足りないため判断を保留したことを記録します。自分のサイトでも確認を進められるよう、最後に手順をまとめました。
記録の範囲: 2026年10月18日・26日のGAOCRAFT内部調査に基づきます。その後の検索表示やインデックス登録の回復・悪化は、この記事では検証していません。
5日間の 表示回数が 554回から 4回に なった
まず、Search Consoleから取得した同じ長さの5日間を比較しました。2026年10月18日に読み取った当時の集計値です。

図:各期間の5日間の合計を比較。日別の増減を表すグラフではありません。
表は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右キーで操作できます。
| 指標 | 10月7〜11日 | 10月12〜16日 |
|---|---|---|
| Google検索の表示回数 | 554回 | 4回 |
| Google検索のクリック数 | 34回 | 0回 |
表示回数の減少率は、(554 - 4) ÷ 554 × 100 で約99.3%でした。
ただし、この値は当時の連携データで観測したものです。Search Consoleの集計値は後から変わる可能性があり、連携ツール側の取得状況も完全には切り分けられていません。数字が小さくなったことと、Googleによる何らかの評価・ペナルティが確定したことは別です。
この段階では、記事を大量に書き直すのではなく、まず「どの範囲で変化が起きているか」を調べることにしました。
特定の 記事だけか、 サイト全体かを 見分ける
検索表示の変化をひとつのページだけで判断すると、サイト全体で起きている問題を見落とすかもしれません。
10月26日にまとめた追加調査では、10月7〜11日に検索表示を記録したURLは14ページでした。一方、10月12〜23日に検索表示を記録したURLは3ページでした。ここで示したURL数の比較期間は5日間と12日間で異なります。 この数値を同一条件の増減率として扱うことはできませんが、複数ページに関係する変化が見えていました。
そこで、ページ単位のタイトル変更を急がず、Search Consoleのインデックス登録レポートを確認しました。
インデックス登録の 内訳を 確認した
2026年10月26日に確認したSearch Consoleの画面では、19URLについて次の内訳が表示されていました。

図:10月26日時点の登録状況。未登録理由の名称だけでは、サイト固有の原因は特定できません。
表は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右キーで操作できます。
| インデックス登録の状態 | URL数 |
|---|---|
| 登録済み | 4 |
| クロール済み・インデックス未登録 | 14 |
| 検出・インデックス未登録 | 1 |
「クロール済み・インデックス未登録」とは、Googleがクロールしたものの、当時の報告ではインデックスに登録されていないという状態です。クロールができたことは、インデックス登録の約束ではありません。
また、14URLの最終クロール日はそれぞれ異なっていました。14URLが10月12日に同時に登録から外れたと確認できたわけではありません。
未登録の理由名を見ただけで「全記事の品質が低い」「サイト設定が壊れている」と断定しないことにしました。
持ち物ページを URL検査で 確認した
次に、代表例としてシーパラ攻略隊の持ち物記事(外部サイト)を詳しく調べました。
2026年10月18日のURL検査に記録された結果は次のとおりです。

図:ページを取得できることと、検索結果へ登録されることは別の段階です。
表は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右キーで操作できます。
| 検査項目 | 当時の確認結果 |
|---|---|
| 最終クロール | 2026年10月18日17:03:08 |
| クローラー | スマートフォンGooglebot |
| クロールの許可 | はい |
| ページの取得 | 成功 |
| インデックス登録の許可 | はい |
| ユーザー指定・Google選択のcanonical | 検査対象URL |
| インデックス登録の状態 | クロール済み・インデックス未登録 |
この結果から、少なくとも当該検査で記録されたクロール時点では、Googlebotはページを取得できており、登録を明示的に禁止する状態でもなかったと分かります。
それでも、登録が見送られた理由は特定できませんでした。URL検査だけでGoogle内部の判断を読み取ることはできないためです。
サイトマップ掲載27URLの 技術設定を 調べた
URL検査だけでは分からない点を補うため、2026年10月26日には、当時サイトマップに掲載されていた27URLを通常のHTTP応答で確認しました。

図:通常のHTTP応答で確認した27URLの結果。Googlebot特有のアクセス条件やGoogle内部の評価まで保証するものではありません。
表は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選び、左右キーで操作できます。
| 確認した項目 | 結果 |
|---|---|
| HTTP 200 | 27/27 |
| canonicalが対象URL自身を指定 | 27/27 |
| meta noindexがない | 27/27 |
| X-Robots-Tagによるnoindexがない | 27/27 |
| ページタイトルがある | 27/27 |
robots.txtにも、通常のクローラーを一律に拒否するルールは見つかりませんでした。サイトマップの送信状況は27URL、エラー0、警告0と記録されていました。
ここでの27URLはサイトマップ掲載URLの検査対象であり、前節の19URLはSearch Consoleの登録状況レポートで確認した対象です。対象集合も観測方法も異なるため、「27URLのうち4URLしか登録されていない」と読み替えることはできません。
この通常の技術検査では、共通する明白なインデックス禁止設定は見つかりませんでした。ただし、技術的な確認に合格したことが、Googleによるインデックス登録や検索順位の保証になるわけではありません。
原因を 断定せず、 一斉修正を 保留した
検索表示が大きく下がると、すべての記事の書き直し、SEOタイトルの一括変更、サイトマップの再送信などをすぐ試したくなるかもしれません。
しかし、GAOCRAFTの調査で分かったのは次の範囲でした。
観測した事実: 取得した検索データでは表示回数が大幅に減り、複数のページが影響を受けているように見えた。
確認した事実: 個別URLはクロール時に取得されており、サイトマップ掲載27URLの通常応答では共通する明白なインデックス禁止設定を確認できなかった。
残った不明点: Googleがインデックス登録を見送った理由、検索表示の減少を引き起こした主因、連携データの遡及更新の有無。
これだけの証拠では、大規模な変更が効果的だと判断できません。そのため当時は、検索公開の設定変更や記事の一斉改稿を実施しない方針を取りました。
調査は「問題がないと証明した」ものではありません。何が確認済みで、何がまだ不明なのかを分けた結果です。
自分の サイトで 検索表示が 減った ときの 6つの 確認手順
同じような状況になったときは、次の順序で確認できます。
1. 比較する 期間と データの 取得日を そろえる
Search Consoleで表示回数とクリック数を確認し、同じ長さの過去期間と比較します。直近の日付はデータが更新される場合があります。集計対象期間と取得日はセットで記録します。
2. 影響している URLの 範囲を 見る
ページ別の表示回数とクリック数を比較します。特定ページだけの変化か、複数URLにまたがる変化かで、その後の調査対象を決めます。
3. インデックス登録レポートを 確認する
登録済みと未登録の内訳を確認します。未登録の理由名に加え、対象URLや最終クロール日を見ます。サイトマップ掲載URL数とレポート内のURL数は混同しません。
4. 代表的な URLを 検査する
URL検査で、クロールの可否、ページの取得、インデックス登録の許可、canonical、最終クロール日時を確認します。「取得成功」と「インデックス登録済み」は分けて読みます。
5. 公開サイトの 技術設定を 調べる
robots.txt、sitemap.xml、HTTPステータス、meta robots、X-Robots-Tag、canonicalなどを確認します。検査対象URLと確認日時を記録し、どこまでの正常性を確かめたのかを明確にします。
6. 原因が 分かった 範囲だけ修正する
具体的な設定ミスや不具合を見つけたら、影響範囲を絞って修正します。原因が確定していなければ、追加データの取得や重要ページの内容確認を先に行い、変更前後を比較できる状態を保ちます。
まとめ| 「減った」ことと 「なぜ 減ったか」は 分けて 考える
シーパラ攻略隊の調査では、検索表示の大幅な減少を観測し、インデックス登録状況とサイトの技術設定を確かめました。しかし、2026年10月26日時点の証拠だけでは、根本原因を特定できませんでした。
GAOCRAFTでは、検索順位の回復を約束する裏技を探すより、観測値・確認した設定・未確認の原因を分けて残すことを優先しました。そうしておくと、次に新しいデータが得られたとき、どこから判断を更新すべきかが分かりやすくなります。
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参考資料と 記録の 条件
本文中の数値と操作結果の出典は、GAOCRAFTが2026年10月18日・26日に作成した調査記録です。Google公式の資料は調査方法の参考として掲載しており、本サイトの表示回数急減の原因をGoogleが個別に認定したことを示すものではありません。